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栄太(えいだ)

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栄太(えいだ)の映画日記
以前書き溜めていた日記のうち映画に関することをweb公開。 映画の所感や、見て思いついたことなど、あなたの映画選びの参考にどうぞ。 もとが個人の日記なのでネタバレありですがご容赦あれ。
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岸辺のふたり
12/03、「岸辺のふたり」を観た。(ギンレイシネマ)

【岸辺のふたり】
上映時間: 8分
製作: 2000年 イギリス/オランダ
URL: http://www.crest-inter.co.jp/kishibe/index.html
DVD: 岸辺のふたり (Amazon.com)

川岸で自転車を走らせる父と娘の2人。
父は川岸のそばの木立で自転車を降り、娘とひとしきり別れを惜しむと、川岸につないであったボートで静かに一人で漕ぎ出していった。
そして父は帰らなかった。
しかし、娘は片時も父を忘れず、川岸に立ち寄っては父を待っていた。
娘はやがて成長し、大切な人と出会い、子供をつくり、年老いていっても父を忘れなかった。
そして...、という話。

水彩画で描いたような繊細でシンプルなタッチの画がかえって印象的。
一切無駄なところがない、というところまで削ぎ落とされたその物語は、わずかに8分。
しかし、多くの人に感動を与え、2001年のアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したのだという作品。

ギンレイシネマの案内にも、
『ギンレイホールがいつか皆様に観ていただきたく機会を待っていた作品です。』
と書かれ、ただならぬ作品という感じが観る前からただよう。

わずか8分はあっという間に過ぎ去る。
観終わった瞬間には、この映画の紹介は、少々誇張だったのでは?、と思ってしまった。
なんのことはない作品なのではないか、と。

しかし、そうではなかった。

この短いストーリーはどういう意味だったのだろう、と後からよく噛みしめてみると、自分の心の中に様々な思いが湧きあがってきて、思い出し泣きしてしまった。

この映画は、シンプルな画づくりなどで、具体性を極力排除することで、観る人の心の中にある思い、ある意味どんな人の中にもある普遍的な思い、というものを心の表面に湧きあがらせる。
だから、人は自分の心の底にあった思いを「思い出す」ことができて、それゆえに感極まってしまうのである。
この作品は、シンプルなストーリーでしか伝えることができないこともある、ということを教えてくれた。

人が人を想うとはどんなことだろう、と少し哲学的でロマンチックな思いにさせてくれる。
そんな映画だ。
純粋に人を想うことを迷った時、こんな映画を観てみたらいいのだろうと思う。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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『岸辺のふたり』 マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット

 『岸辺のふたり』は、たった8分の短編ながら、長編作品の併映作品としてではなく、メインの作品として劇場公開された世界一短いロードショー作品です(2004年12月テアトルタイムズスクエアにてモーニングショー&レイトショー。『お坊さんと魚』『掃除屋トム』を併映。入場 海から始まる!?【2007/01/13 04:03】

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