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栄太(えいだ)

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栄太(えいだ)の映画日記
以前書き溜めていた日記のうち映画に関することをweb公開。 映画の所感や、見て思いついたことなど、あなたの映画選びの参考にどうぞ。 もとが個人の日記なのでネタバレありですがご容赦あれ。
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ナイト・ウォッチ
映画館では観ていなかったのだが、かなりの期待作だったので、DVDの発売当日に買った。
しかし、ずっと放置状態で、やっと8月13日に観ることができた。

【ナイト・ウォッチ】

上映時間: 115分
製作: 2005年 ロシア
URL: http://www.foxjapan.com/movies/nightwatch/ (音あり)
DVD: ナイト・ウォッチ NOCHNOI DOZOR 特別編 (Amazon.com)

世界はかつて、人間でありながら特殊な能力を持つ“異種”たちが、光と闇に分かれ戦っていた。
やがて、光と闇は停戦協定を結び、闇を監視する光の戦士「ナイト・ウォッチ」と光を監視する闇の戦士「デイ・ウォッチ」がそれぞれ監視しあい、世界は均衡のうちに保たれていた。
そして時は移り、現代のモスクワでナイト・ウォッチとなったアントンは、一人の少年をめぐって、大いなる戦いにまきこまれていく...、という話。

TVでCMやら宣伝番組やらでいろいろ放送された「ナイト・ウォッチ」。非常に期待していた。
はっきり言おう。
期待が大きかっただけに、かなりがっかりした。
映像表現そのものは、おっ、と思わせるものがあっただけに残念。
正直、この1作だけをはじめて観ると、どこがおもしろいのかわからないだろう。
(僕はその一人)

この映画の難点は、

1.まず、話がよくわからない。
2.さらに、せっかくの映像表現に必然性がない。
3.さらにさらに、爽快感が一切ない。

簡単に言うと、ほぼ完全な期待外れということだ。
あまりに期待をすかされたので、それぞれの難点について、ネチネチといちいち説明しよう。


■1.話がよくわからない。

おそらく、この映画は原作を読んだ人を対象として製作されているのだろう。

ストーリーの筋そのものは、単純なので、見終わると、ああそういうことか、と
わかるが、「斬新な映像表現」のせいで、話の流れがぶつぎれになり、
ストーリーの一部なのか、演出なのかがわからないところが多いのだ。

フラッシュバック的に、いろいろな場面が挿入されるので、何が何やら。
わからなくさせるために演出を入れているのではないかと疑ってしまった。
あまりに話しがよくわからない上、話も面白くないので、途中で2、3回意識が飛んだ。

そのくせ、わかってしまうと、3行くらいに要約できてしまう程度のストーリーである。
これで演出がしっかりしていればまだ評価できるが、それもダメである。

意味不明であることを得意げにふりかざす映画が世には多いが、そういう映画は概して
内容がないので、それをごまかすために意味不明にしているに過ぎない。
この映画も、映像表現で同じようなことをやっているので、残念である。

あと、ネタばれになるので、多くは言わないが、あの呪いがかかった人の場面、全然意味
ないじゃんか。あれだけ大騒ぎしてあれでおしまい?
ほかの意味のない演出に時間を使わないで、意味のあるストーリーの描写に時間を使え、
と言いたい。


■2.せっかくの映像表現に必然性がない。

例えば、冒頭で、アントンが倒れた後に、人形に蜘蛛の足が生えて動き回るところが
あるが、そこで、悪夢的な世界に引き込まれたんだな~、とか思いながら観てると、
すぐに現実的な映像に引き戻され、さっきの映像はまるでなかったことに。

僕が特に楽しみにしていた場面で、予告でもよく流れていた映像があるが、黄色いトラック
が人に向かっていって、なんらかの力で、トラックが前転する、という場面がある。
これは、人の方が何か強い力を持っているか、守られている存在なのかな? などと思い、
どんなストーリーの中で出てくるのだろう、と期待していたのだが...。
この場面は、はっきり言ってストーリーに一切関係ない。あの人物がその場にいる必然性もない。
まったく、期待はずれもいいところだ。

ちなみに、「斬新」と言われる映像表現も、予告で流れた映像がほぼすべて、と思っていい。


■3.爽快感が一切ない。

触れ込みは「ロシア版マトリックス」である。信じてはいけない。
物語の背景は、「ブレイド」とか「アンダーワールド」とかに近いダークファンタジーで
闇と光の戦いが中心なのだが、これらの作品に共通の、戦いのカタルシスが一切ない。
アクション映画的なものを期待したのだが、ほぼアクションはなし。
おまけに主人公の戦闘能力が非常に低く、敵にほぼ一方的に虐待されるのみである。
なぜこんな奴でナイト・ウォッチが務まるのか?
ストーリー的にもストレスがたまる。
爽快感を求めているなら観ない方がいい。


買ってしまったことを後悔するほどに残念な作品なのだが、悪い点ばかりでもない。

・映像表現的には驚く場面もある。特に、英語字幕が流れるように消えたり、映像に
 くっついて動いたり、の演出は面白いと思った。(演出上の必然性は少ないが...。)

・第2部につながる伏線らしきものが見え隠れする。
 ゲッサーがなぜアントンを特別扱いするのかとか、呪いの女のこととか。

・主人公の葛藤の部分はちゃんと描かれている。
 アントンは、不必要に争いあうことはないという信念の持ち主であり、それがゆえに葛藤
 する。また、少年との関係の中にも葛藤があり、この部分はストーリーに生きている。


僕が勝手に想像するに、ストーリーの素材そのものは悪くないので、「マトリックス的な
センセーショナルな映像を作ってみました」という映画にせずに、主人公の葛藤に焦点を
当てて丁寧に作れば、もう少し観れる映画になったような気がする。

第2部で、監督と脚本の人が変わったら、見てみてもよいかな、と思った。

総合的にはあまりおすすめできないので、暇があって、レンタルビデオ屋さんで借りられて、
ストーリーはどうでもいいから新しい映像表現を見たいという人は観てもよいかも。


【同じ映画の関連記事へのリンク】

☆ 163の映画の感想 ☆
http://yaplog.jp/eigahiromi/archive/490
僕も少年の話と呪いの女の話のどちらかに重点をおけばいいのにと思いました。
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ナイト・ウォッチ

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