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栄太(えいだ)の映画日記
以前書き溜めていた日記のうち映画に関することをweb公開。 映画の所感や、見て思いついたことなど、あなたの映画選びの参考にどうぞ。 もとが個人の日記なのでネタバレありですがご容赦あれ。
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トランスアメリカ
8月6日、シネスイッチ銀座で「トランスアメリカ」を観た。

【トランスアメリカ】
上映時間: 103分
製作: 2005年 アメリカ
URL: http://www.transamerica-movie.jp/index.html

性同一性障害を持ち、かつては「スタンリー」だったブリーは、性転換手術を翌週に控え、
身体的にも本当の女性になろうとしていた。
しかし、そんなブリーに、トビーと名乗る少年から電話がかかる。
なんとトビーは、ブリーが「スタンリー」だった頃にたった一度おかした過ちでできた
ブリーの息子だった。
トビーを留置所から引き取ったブリーは、自分が父親であることを隠したまま、トビーを
伴って、ニューヨークからロスアンゼルスまでの旅をすることになる...。
という話し。

なんか、筑紫哲也がテレビ番組でこの映画をほめていたので、ちょっと疑ってかかっていた
が、観てみてとてもよかった。
筑紫哲也が映画を語ると、「トランスアメリカという題名は、アメリカを横断するトランス
と、男性が女性に変わるトランスをかけているんだ」とかやたら説明じみた口調で解説して
いたが、映画本編はそういう筑紫哲也っぽい辛気臭さは一切なし。
はっきり言って、観終わるまでは、最後までもやっとする映画なのではないかな、と思って
いたが、そんなことはなく、むしろ、すかっとした。案外、爽やかだ。

話の基本は、アメリカ映画お得意のロードムービーで、その土台の上に、ブリーとトビーの
2人の心の交流がかぶってくる。ブリーが父親であることを隠している、というだけでも
十分に複雑な事情なのに、さらにはブリーは手術を受けて女性になろうとしており、トビー
はトビーで育った環境に訳ありな事情を持つ。

こういうところだけ取り出すと、あまりにも重苦しい映画になりそうなのに、まったくそう
なっていない、というところに驚き。
普通にコメディー映画と言っても通ってしまうかもしれない。

一見、重そうなテーマを題材にしたこの映画、マイノリティー側から世界が語られるが、
このような映画が受け入れられるアメリカでは、すでに性の多様性が少なかれ認められて
いるということだろうか。
むしろ、そういうマイノリティーの世界をのぞきみるような視点ではなくて、マイノリティー
が求める「普通の幸せ」を見つけるまでの物語が語られる。
本当にアメリカは懐の広い国だ。
この映画でのマイノリティーは、性的なものを指すが、そういう方面でなくとも、普段は
自分は虐げられている、と感じる人々に、勇気を与える作品だと思う。

この映画の言っていることは、「自分に素直になれ」ってことだと思った。
とても素敵な映画でした。

エンドロールに流れる主題歌もグッド。

Read More以降に、「同じ映画の関連記事」を書きました。

【同じ映画の関連記事】

記憶の鞄
http://mint38.exblog.jp/5418762
「ノーマルとはナンゾヤ?」確かにその通り。『普通』って普通に存在してそうで、本当は存在しない。だから、本当は、みんながそれぞれのちがいを認めあわなきゃならないだよな。でもそれを本当に認めるのはむずかしい。

フツーに生きてるGAYの日常
http://akaboshi07.blog44.fc2.com/blog-entry-227.html
女性がブリー役を演じていることを取り上げてます。
そういえば、なんとなく思い出しましたが、トランスジェンダーの人って、おおらかで優しい人が多いように思います。映画「プリシラ」とかもそうですよね。素直な自分を受け入れることができたからなんでしょうか。

Anno Job Log
http://d.hatena.ne.jp/annojo/20060710/p2
精神科医さんなのでしょうか。
心理学的な観点から映画を考察されているようです。

【その他】
「トランスアメリカ」でググったら、こんなのもありました。
http://www.mobius-games.co.jp/WinnigMoves/TransAmerica.htm
アメリカ横断鉄道をテーマにしたボードゲームみたいです。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

はじめまして。
TBと「ノーマルとはナンゾヤ?」も載せていただいて、ありがとうございました。

>マイノリティー が求める「普通の幸せ」を見つけるまでの物語が語られる。
そうですよね。監督もそういうことを描きたかったようです。
こういう話を、こんな風に自然に見せてしまう 才能はすばらしいと思います。
これからも、社会的弱者から見つめた映画作りを期待したいです。


【2006/08/08 09:00】 URL | ミント #O9IfE88M [ 編集]

コメディーなら
この映画のチラシを見ていると少し硬いような気がするんで、躊躇していました。
栄太さんの言葉によると、重苦しくなくコメディーともいえるということなので、見に行こうかなと思います。

大阪での上映は9月ですので、うまく見る機会を捕まえたいと思います。
【2006/08/12 11:43】 URL | west32 #- [ 編集]


>ミントさん
こんにちは、やっぱり監督もそのように描きたかったってことでしょうか。
そういう人たちは、そうした人たちなりの尊厳なり自立心を持って生きているわけだから、そういう人たちに対して、かわいそうだ、という目を向けたりするのはよくないということでしょうかね。
この映画での視点は、彼らに対して、差別の視点でも、かわいそうだという視点でもなく、そういう人たちもいるんだ、という、自分の親しい人にするような、普通にやさしいまなざしを向けている、というところにひかれましたね。
また、こういう映画を撮ってほしいものです。

>west32さん
こんにちは。
もちろん、重いテーマなのだとは思うのですけど、それをそう感じさせないような料理の仕方になってます。
どんな人も、恋愛とか仕事とかお金のこととか、いろいろ悩みがあるでしょう。そして、時に深刻に悩みますよね。この映画では、主題となっているテーマも、あくまでそういう、人がする悩みの一部でしかない、という扱われかたをしているのだと思ってます。
だから、ずっと暗~い話が続くわけじゃないんですよ。
そうやって、このテーマだけを特別扱いしないから、うまくコメディーの要素ものせることができたんだと思います。

ぜひ、観てみて、この絶妙さ加減を味わってみてくださいね。
【2006/08/13 03:04】 URL | 栄太(えいだ) #- [ 編集]

はじめまして
はじめまして。みるとんと申します。
今日、遅ればせながら、「トランスアメリカ」を見てきました。
フェリシティ・ハフマンという人の演技力に感動したと同時に、「なんでこのナバホ族のオッサンはカッコいいんだ」と、そちらにばかり目が行ってしまいました。

考えてみれば、アメリカ先住民も「マイノリティー」です。
この監督は、そういう視点も持っているのかもしれませんね。
とても思い白い映画だと思いました。

さいごに、TBさせていただきました。ここにご報告させていただきます。
【2006/08/16 00:22】 URL | みるとん #- [ 編集]


見ました。よかったです。ドリーの演技が複雑でよかったです。
【2006/08/20 21:24】 URL | えむ #QgcsqGsM [ 編集]


>みるとんさん
はじめまして、こんにちは。
たしかにみるとんさんのいう通り、アメリカ先住民がマイノリティーという点もモチーフに入っているかもしれませんね。
今後もよろしくお願いします。

>えむさん
はじめまして、こんにちは。
確かに、これは観てよかったと思いました。重そうだなー、という観る前の雰囲気にまどわされずに観れてよかったと思ってます。
また訪問してくださいね。
【2006/08/21 00:59】 URL | 栄太(えいだ) #- [ 編集]


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