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栄太(えいだ)

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栄太(えいだ)の映画日記
以前書き溜めていた日記のうち映画に関することをweb公開。 映画の所感や、見て思いついたことなど、あなたの映画選びの参考にどうぞ。 もとが個人の日記なのでネタバレありですがご容赦あれ。
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やさしい嘘
上映時間: 102分
製作: 2003年 フランス・ベルギー
URL:
DVD: やさしい嘘 デラックス版 (Amazon.com)

■2005/02/25の日記(金)
映画『やさしい嘘』を見た(ギンレイシネマ)。
誰が誰に対して何について『やさしい』のか。

共産主義体制から解き放たれたグルジア。
お婆ちゃんが心から愛する息子が事故で亡くなったことを言えずにいる母と娘(アダ)。
手紙を捏造して、そのことを隠し続けるが、お婆ちゃんが息子のいるパリに行くと言い出し、ついに3人はパリへ行くことになる...。

途中までは展開も億劫でだるい内容だが、お婆ちゃんが息子を思う様がなんだか悲しい。
僕の母親も同じような気持ちなのだろうか。
そうした気持ちを汲み取って、本当のことを言い出せない母娘。
母は最初、お婆ちゃんといがみ合っていたのに、弟(お婆ちゃんの息子)が亡くなって急にお婆ちゃんに優しくなる。
娘がいる母は、お婆ちゃんの気持ちを分ったのだろうか。
お婆ちゃんがパリ行きを決心するまでは、なんか『グッバイ、レーニン!』そっくり。
共産主義体制から解放された状態とか、シチュエーションも似ている。
しかし結末は大きく異なる。

★以下、ネタバレあり★


パリで息子の死を知ったお婆ちゃんは一旦は深い絶望を味わうが、母娘が自分のために嘘をついていたことを思いやって、息子の死を受け入れつつ、息子の死について母娘に対して知らないかのように振る舞う。
やさしい嘘とは、母娘がお婆ちゃんについていた嘘なのか?
否、お婆ちゃんが息子の死を知らないように振る舞ったことなのだ。
そして、娘のアダは、兼ねてからパリで暮そうと思っていたが、帰りの飛行機に乗る間際に、雑誌を買ってくると嘘をついて、パリに残る。
それもまた、母をパリに行く前から心配させまいとする、娘の『やさしい嘘』だった。
泣き崩れる母をお婆ちゃんは優しく抱き締める 娘を自分の手元から失ってしまった母の悲しみが分かるからだ。
結局、嘘はついたものの、その現実は受け入れられる。つまり一度失いはしたものの、それを受け入れる再生の物語ということ。

だから『グッバイ...』と似ているようで、テーマは違う。
『グッバイ...』の方は、共産主義と資本主義の対立を皮肉った内容で、イデオロギーは家族愛には勝てないということを言っていた。
『やさしい嘘』は、一度は失ってしまう現実を、家族からの思いやりによって、現実を受け入れ直すという再生の物語なのだ。

【コメント】
これは、前半の方がだるいけど、いい映画だよ。
ぜひ見た方がいい。
『グッバイ、レーニン!』とあわせてどうぞ。

【追記】
関連する記事へのリンク

cinema note+
http://gael.blog3.fc2.com/blog-entry-75.html
短かく簡潔にまとめてらっしゃいます。

ぺぺのつぶやき
http://blog.drecom.jp/pepe_hello/archive/80


福津京子さん
http://ch.kitaguni.tv/u/8060/%B1%C7%B2%E8/0000145679.html



【追記2】
せっかくいい話なので、説明くさいことを書くとばかみたいだが、誰が誰に対して嘘ついたかについて。はっきり言って蛇足なので、みなくていい。

1.母   → お婆ちゃん (息子についての嘘)
2.お婆ちゃん → 母、娘 (嘘を気づかないことについての嘘)
3.娘   → 母     (パリに残ることについての嘘)


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