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栄太(えいだ)

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栄太(えいだ)の映画日記
以前書き溜めていた日記のうち映画に関することをweb公開。 映画の所感や、見て思いついたことなど、あなたの映画選びの参考にどうぞ。 もとが個人の日記なのでネタバレありですがご容赦あれ。
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ビッグ・フィッシュ
上映時間: 125分
製作: 2003年 アメリカ
URL: http://www.sonypictures.jp/homevideo/bigfish/site/contents.html
DVD: ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション (Amazon.com)

■2004/09/22の日記(水)
映画『ビッグフィッシュ』を見た(ギンレイシネマ)。
父親のほら話を小さいころから聞かされてきた息子は、ずっと父親に反発してきた。
父親との葛藤の中で、息子は、そうしたほら話の事実が何であったかを明らかにしようとしていく中で、次第に父親の人生を知っていく、という話。

2006/06/16
少し前にWOWOWでやっていて、一応、ビデオに撮ったので、前に見たから見たいところだけ見ればいいや...とか思いながら見始めたら、結局全部見直してしまいました。
最初に映画館で見たときは、すごい面白い、とは思われなかったのに、二度目の方が面白く感じました。
見直してみて、監督がティム・バートンだったのか、とやっと気づきました。
なるほど、さすがにティム・バートンらしい幻想的な映像だったな、と思いました。
そして、最後には現実に着地させるところも秀逸。
かといって、父の話はほら話ではなかったのだ、と思わせるところもさすが、と思いましたね。

この映画の論評の多くを見ると、父の話は、ほら話だがそういった話の誇張も悪くないんだよ、という言い方で捉えているが、僕は多少別の見方をしました。

父は、彼が見たなりの、そのままの世界をそのまま表現した、そうしたら、ほかの人が聞いたら、御伽噺のように聞こえた、とそういうように感じました。
人が見る世界は、誰が見ても、客観的に同じ、ということはない。人は、その人が体験したなりの世界を見て、その感激やらなんやらを自分の経験として、自分の心の中に織り込む。
感受性豊かで、子供のころのままのような心を持ち続けていた父は、本当に御伽噺のような体験をしたのだろう。

確かに、僕が夢を見ている時、あんまりにも唐突で、へんてこりんな夢を見ているのに、夢の中の主人公の僕は、それをおかしいと感じないで、ありのままに経験する。
そして目が覚めた時、「なんだか変な夢だったなぁ」と、夢の中の自分とは別人のように述懐する自分。
まるで、荘子の蝶の夢の話みたい。
夢の中の自分は、映画の中の父親、目が覚めてからの自分は、映画の中の息子役。
どちらがほんと、とはいえないけれど、どちらが嘘ともいえない。

だから、父は最期に息子に、彼自身の感受性を開くようにしむけたんだと思う。
そして息子はわずかにその世界を垣間見た。
ここで父と息子はやっとその世界を共有したのだと思う。
そこがこの映画の一番美しいところ、と僕には思えました。

あと、僕は、父が最初に訪れる村で、靴を放り投げた少女との後日譚のせつなさが、一番ティム・バートンらしくてよかったと思いました。

それと、映像的には、CMとかにも使われていた、空中に止まったポップコーンをかきわけていくところとか好きです。

【追記】
荘子の胡蝶の夢について

荘子は、古代中国の思想家で、無為自然を説きました。
「胡蝶の夢」は、その中でも特に有名なエピソードです。
荘子は、自分が蝶になっている夢を見ました。その時は、とても楽しく、自分が蝶以外であるとは思われなかった。しかし、夢から覚めると、人間である荘子になっている。そして荘子は考えます。はたして、荘子が蝶になった夢を見ているのか、あるいは、蝶が荘子になった夢を見ているのか、と。

彼の語る思想は難しいものではなく、またとてもおもしろいので、よく知っていないかたは読んでみることをお勧めします。
角川ソフィア文庫のビギナーズクラシックシリーズの「老子・荘子」が平明でわかりやすいです。(関係ありませんが、同シリーズの「李白」とかもおすすめです)
老子・荘子―ビギナーズ・クラシックス中国の古典

あと、関連リンク。
君や蝶我や荘子が夢心
芭蕉が、荘子の胡蝶の夢を詠んだ句。

【追記2】
同じ映画についての記事へのリンク。

【銀太郎的映画感想文】
http://blog.livedoor.jp/gintarout_44/archives/623848.html
なるほど、大阪の方の感覚はすごく人間味にあふれててうらやましい。

cinema note+
http://gael.blog3.fc2.com/blog-entry-84.html
巨人の役の方、そうだったんですか...。

Anemoscope
http://www.mypress.jp/v2_writers/moonflower/story/?story_id=415740
俳優さんについて詳しく書かれてらっしゃいますね。
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