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栄太(えいだ)

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栄太(えいだ)の映画日記
以前書き溜めていた日記のうち映画に関することをweb公開。 映画の所感や、見て思いついたことなど、あなたの映画選びの参考にどうぞ。 もとが個人の日記なのでネタバレありですがご容赦あれ。
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OVERCOMING
8月17日(木)にUPLINK X(渋谷)でOVERCOMINGを観た。

【OVERCOMING】

上映時間: 108分
製作: 2005年 デンマーク
URL: http://www.uplink.co.jp/tour/overcoming.php

overcome - 【動】 (困難・障害などに)打ち勝つ、克服する

100年にもおよぶ歴史を持つ世界最大の自転車レース大会「ツール・ド・フランス」
の出場チームを追ったドキュメンタリー。
日本では比較的マイナー(競輪除く)な自転車レース競技だが、ツール・ド・フランスの
時期には、ニュースでも取り上げられることも多く、知っている人も多いだろうと思う。
2006年(第93回)大会は7月23日に幕を閉じたが、8月19日現在、総合優勝者であるフロイド・ランディスが
ドーピング検査で陽性の反応を示し、渦中にいることはニュースでも報じられている通り。

このツール・ド・フランス、ともかく過酷なレースであることでも知られる。
フランス全土をめぐる3500kmあまりのコースを3週間ほどかけて走破するというもの。
特によくニュースで放送されるのは、大会後半の山岳ステージだが、この辺は本当に見ている
だけできつそう。風景はきれいなのだが、選手たちは死にそうな思いで必死にペダルを漕いでいるのだろう。

ツール・ド・フランスについて詳しく知りたい方は以下のページからどうぞ。
自転車メーカーTREK:ツール・ド・フランス レポート
J-SPORTS cycle road race Tour de France 2006

さて、映画の話。
スポーツ物のドキュメンタリーとしては、
 ①スポーツそのものを知らしめるためのもの
 ②特定の競技者自身に焦点があわさっているもの
の2つがあると思うが、この映画は後者。
ちなみに背景となっているのは2004年(第91回)大会であり、デンマークの名門チームCSCが
その年のチームを作るところから、ゴールするまでを追っている。
この映画の中では話の中心を担うのは、選手たちというよりもチーム監督のビャルネ・リース。
なお、あまり説明的なナレーションはなく、リースや選手たちがしゃべったことがありのまま
に流れるので、状況がよくわからなかったり、選手がどう考えているのか、といったところが
よくわからないところもある。

「OVERCOMING」という題名だが、この言葉は、相手に打ち勝つ、というよりも様々な現実の障害や
自己の内面的な弱みに打ち勝つ、という意味である。
その言葉の通り、チーム、ことさら、それぞれの選手には様々な困難や障害が立ちふさがってくる。
この映画の中では、それらの困難や障害に、どう立ち向かっていくのかを見せてくれる。

監督のリースがチームの選手一人一人に声をかけ、それぞれの心の壁を取り払っていくことで、
チームとしてまとまらせようとする。
そうした、チームと何か?、チームとはどうやって作られていくのか?について興味深く
見せてくれるのは面白かった。
また、選手たちに振りかかる障害によって、選手たちは精神的な戦いを余儀なくされる。
肉体的な練習よりも、こうしたメンタルな点をクローズアップしているところが非常に
興味をそそられる。
こういう過酷なレースを耐え抜く選手たちではあるが、別に超人的な精神力を持っているわけでは
なく、普通の人たちと同じような悩みを持ったりすることにむしろ親しみを感じる。

そしてすごいのは、きれいごとだけではないスポーツの世界をそのまま映しきっているところ。
チーム同士の利害が一致して別なチームを分裂させる、とか、チーム選手のイヴァンが、
他チームのアームストロングに精神的に懐柔されてしまい、本来の力を出せないなど。

きれいごとだけ並べた凡庸なスポーツドキュメンタリーになっていないところは素晴らしい。
自転車レースに興味ない人にも勧めたい。


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画



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