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栄太(えいだ)

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映画がそこそこ好き
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好きな映画:燃えよドラゴン、Uボート、ブレードランナー
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栄太(えいだ)の映画日記
以前書き溜めていた日記のうち映画に関することをweb公開。 映画の所感や、見て思いついたことなど、あなたの映画選びの参考にどうぞ。 もとが個人の日記なのでネタバレありですがご容赦あれ。
ナイロビの蜂
昨日、映画を見たので、一時的にリアルタイムに戻ります。

上映時間: 128分
製作: 2005年 イギリス
URL: http://www.nairobi.jp/
DVD:

話題のナイロビの蜂を見た。
ジョン・ル・カレの同名小説を映画化したもの。原作は読んでない。
僕は最初、「資本主義の恣意に翻弄されるアフリカの現実」を描き出そうとした映画なのかな、と思ったが、実際は陰謀サスペンス&ラブロマンス? しかも、別な場所に置き換えても同じストーリーが作れそうな感じ。特にケニアである必然性を感じない。
テッサも行動的ではあるけど、自滅的な感じで感情移入できなかった。
夫への愛からテッサがジャスティンに本当のことを隠していたのも、僕にはそれが素晴らしいとは思われない。
なんだか全般的に感情移入できなくて困りました。

それにしても、本当のところの世界情勢というのはどんな風になっているのでしょうか。やはり、先進国は発展途上国から搾取しているのでしょうか。
別に、映画で描かれていることが本当じゃないですが。そういう、明らかな陰謀みたいなものの方が却ってわかりやすくていいかもしれない。
別に僕が偉そうなことを言えるほど世界情勢に通じているわけでもないですが、現在の世界は、そんな竹を割ったようなすっぱりときれいな社会構造にはなっていないと思います。もっと構造と構造が絡み合ったような世界であるがゆえに、搾取であるとも、そうでないともなんとなくさっぱりしない関係が、先進国と発展途上国の間にはあるんだと思います。

にしても、映画の最後もなんだかさっぱりしない終わり方で嫌でした。
そのもやっと感が、現実を見ろ!ってことなのかもしれませんが。

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テーマ:ナイロビの蜂 - ジャンル:映画

サロメ
上映時間: 86分
製作: 2002年 スペイン
URL: http://www.herald.co.jp/official/salome/index.shtml
DVD: サロメ

■2004/03/27の日記(土)
映画『サロメ』を見た。
モダンバレエ?の『サロメ』が公演されるまでを描いたドキュメンタリーだが、途中からは、舞台の全編をカメラで捉えたものになっている。
主演のアイーダ・ゴメスの素晴らしい踊りを見ることができる。

【追記】
オスカー・ワイルドの「サロメ」をもとにした舞台。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

グッバイ、レーニン!
上映時間: 121分
製作: 2003年 ドイツ
URL: http://www.gaga.ne.jp/lenin/top/index.html
DVD: グッバイ、レーニン! (Amazon.com)

■2004/03/08の日記(月)
グッバイ・レーニン!を見た。
恵比寿ガーデンシネマ。
ベルリンの壁崩壊直前に倒れた、共産主義を自分の信念とする母のために、壁崩壊後も、母にショックを与えないために、以前の東ドイツの姿を見せつづけようとする青年の物語。
なんといっても、彼の、母に対する愛と優しさが伝わってくるのが泣けてくる。
だが、彼も母に幻想の東ドイツを見せながら、それは彼にとっての理想の国だと彼自身も気付き始める。
彼自身も西側に存在する矛盾を敏感に感じとり、東側にも戻れぬまま、幻想の中にしか存在しない、国を創造していく。
資本主義も共産主義も手放しで賛美することなく、そのどちらにも本当の理想が実現しなかったことを皮肉に描いているのだ。
壁の崩壊は、当時は西側の勝利を象徴したように謳われたが、実際はどちらも本当の勝利を得ることはなかった。
そうしたイデオロギーの戦いの変化は、彼らの間に何も持たらさなかった。
彼の家族愛には、イデオロギーも何も関係ない。
結局、イデオロギーなどというものは、人間の活動のある一局面を言葉で表したものに過ぎない。
つまり、人間はイデオロギーによって活動を限定されるものでなく、もっと広い活動、そう、愛とか優しさとか、そうした人間らしさを象徴したものを持ち得るのだ。

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画