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栄太(えいだ)

Author:栄太(えいだ)
映画がそこそこ好き
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好きな映画:燃えよドラゴン、Uボート、ブレードランナー
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栄太(えいだ)の映画日記
以前書き溜めていた日記のうち映画に関することをweb公開。 映画の所感や、見て思いついたことなど、あなたの映画選びの参考にどうぞ。 もとが個人の日記なのでネタバレありですがご容赦あれ。
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ヨコハマメリー
11/12、「ヨコハマメリー」を観た。(ギンレイシネマホール)

【ヨコハマメリー】
上映時間: 92分
製作: 2005年 日本
URL: http://www.yokohamamary.com/yokohamamary.com/
DVD: (Amazon.com)

横浜は伊勢佐木町で、町の風景のようになっていた「ハマのメリーさん」と呼ばれる人物がいた。
メリーさんは、白塗りのメイクに貴族のようなドレスを着て毎日、伊勢佐木町に立っていた。
そのメリーさんが1995年の冬、突如として姿を消した。
この映画は、メリーさんを知る人たちに取材し、「メリーさん」とは一体誰だったのか、また「横浜」とはなんだったのかを浮き彫りにしようとした、足かけ5年にもわたるドキュメンタリーである。

様々な人びとの証言から、メリーさんがどのように横浜に現れ、どのような生活をしていたかが語られる。
しかし、それでも、彼女は謎の存在で、伝説というのにあいふさわしい存在だった。

そうした取材の中で、戦後まだ焼け野原から立ち上がろうとしていた横浜の様子や、米兵のために町中が英語で飾られた横浜の町が映し出され、まったく、今の横浜とはちがった場所だったことを思いしらされる。
シャンソン歌手の元次郎さんも、メリーさんがいなくなった1995年ごろから町が全く別のものになったという。
メリーさんは、戦後の横浜の町そのものであり、横浜から「戦後」が消えていくとともに、メリーさんも横浜から消えたのではないだろうか。

監督は、決して、「メリーさん」の映画を撮ろうとしたのではないという。「メリーさん」を通して「横浜の町」というものがどんな存在だったのかを撮りたかったのだという。
それはこれ以上ない、というくらいに成功していると思う。

そしてドキュメンタリーではあるが、本当に最後のクライマックスにはおどろかされる。
こんなサプライズを用意して待っているとは。
人間の一生というものについて、深く考えさせられる、感慨深い映画だった。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

マーダーボール
10/15、「マーダーボール」を観た(渋谷アミューズCQN)。

【マーダーボール】
上映時間: 2005分
製作: 85年 アメリカ
URL: http://www.klockworx.com/murderball/
DVD: (Amazon.com)

「 狩人と犬、最後の旅」を観た時に、予告編でやっていて、あ、観たいかも、と思ってて、それで観に行った。

ウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)という競技がある。
それを知ったのは、この映画の予告編なのだが、車いすバスケとかは知っていたが、ラグビーとは...。
しかも、本当にラグビーらしく、車いす同士を激突させてタックルするという激しい競技なのだ。
その激しさから付いたあだ名は“マーダーボール”(殺人ボール)。
この競技のためにカスタマイズされた戦車のような車イスに乗って世界一を目指す男たちを描いたドキュメンタリーがこの「マーダーボール」。

「スラムダンク」で有名な井上雄彦氏が執筆中の車イスバスケを題材とした漫画「リアル」はご存知だろうか。
映画中で出てくる車イスは、まさしく「リアル」の中で出てくるような車イスのような形をしている。
そもそも、車イスラグビーは、車イスバスケや車イスホッケーをもとに考案された競技。
似ているはずである。試合のコートもバスケットボールのコートを使う。

そして、「リアル」と似ているのは競技の側面だけでなく、車イスに乗らざるを得なくなった人の心の葛藤も同様に描かれている。
事故後4ヶ月の青年が出てくるが、映画の当初の方では、彼は自分が置かれた現実をうまく受け入れることができていないようだった。
しかし、車イスラグビーを知って、自分の周囲の現状を少しずつ受け入れていく。
そうした描かれ方にも共通点があるので、「リアル」を読んでいる人にはより楽しめるだろう。

ここで、楽しめる、と書いたが、日本ではまだまだ、車イスや障害といった現実をネガティブに捉え、裏に隠そうとするような面が多いと思う。
しかし、当人たちにとっては、人生は明日も続いていくのだから、どこかで社会との関わりを持たざるを得ない。
だから、現状をあるがままに捕らえていくしかない。
しかし、それをいったん受け入れてしまうと、実際には、車イスであってもなくても同じなのだとわかってくる。
無論、程度の差はあるので、世の中には指一本動かすこともできない人もいる。
しかし、多くの車イスの人にとっては、普通の生活を送るには、肉体的な支障はそれほど多くないのだろう。
むしろ、周りの見方が車イスの人たちをしばっている、というのが、この映画での視点ではないかと思う。

たまたまそういう個性を持った人、という理解ができれば、うまくつきあえるのかもしれない。
ちょうど「リアル」で、野宮が清春に対して車イスをさしながら、「こいつはおまえの才能なんだ」って言ったように。

車イスラグビーに打ち込む彼らは、悩みを抱えながらも、生きるエネルギーにあふれている。
それがすばらしいと思う。
実際、映画の中で主人公級の扱いである、マーク・ズパンは、ビジュアル的にもかっこいいし、美人でグラマーな奥さんがいる。


あと、使われている音楽がなかなかいい。
公式ウェブサイトのBGMとして2曲のテーマ曲を聞くことができ(予告編でも聞ける曲)、ヘビーなギターサウンドの曲と、ヴォーカルの入った曲があるが、僕は後者の曲が気に入った。
ちょっとサントラの購入を検討中。
マーダーボール オリジナル・サウンドトラック
最近は、ドキュメンタリーものも、音楽に力を入れていて変わってきたなぁ、という印象を持っている。



テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

OVERCOMING
8月17日(木)にUPLINK X(渋谷)でOVERCOMINGを観た。

【OVERCOMING】

上映時間: 108分
製作: 2005年 デンマーク
URL: http://www.uplink.co.jp/tour/overcoming.php

overcome - 【動】 (困難・障害などに)打ち勝つ、克服する

100年にもおよぶ歴史を持つ世界最大の自転車レース大会「ツール・ド・フランス」
の出場チームを追ったドキュメンタリー。
日本では比較的マイナー(競輪除く)な自転車レース競技だが、ツール・ド・フランスの
時期には、ニュースでも取り上げられることも多く、知っている人も多いだろうと思う。
2006年(第93回)大会は7月23日に幕を閉じたが、8月19日現在、総合優勝者であるフロイド・ランディスが
ドーピング検査で陽性の反応を示し、渦中にいることはニュースでも報じられている通り。

このツール・ド・フランス、ともかく過酷なレースであることでも知られる。
フランス全土をめぐる3500kmあまりのコースを3週間ほどかけて走破するというもの。
特によくニュースで放送されるのは、大会後半の山岳ステージだが、この辺は本当に見ている
だけできつそう。風景はきれいなのだが、選手たちは死にそうな思いで必死にペダルを漕いでいるのだろう。

ツール・ド・フランスについて詳しく知りたい方は以下のページからどうぞ。
自転車メーカーTREK:ツール・ド・フランス レポート
J-SPORTS cycle road race Tour de France 2006

さて、映画の話。
スポーツ物のドキュメンタリーとしては、
 ①スポーツそのものを知らしめるためのもの
 ②特定の競技者自身に焦点があわさっているもの
の2つがあると思うが、この映画は後者。
ちなみに背景となっているのは2004年(第91回)大会であり、デンマークの名門チームCSCが
その年のチームを作るところから、ゴールするまでを追っている。
この映画の中では話の中心を担うのは、選手たちというよりもチーム監督のビャルネ・リース。
なお、あまり説明的なナレーションはなく、リースや選手たちがしゃべったことがありのまま
に流れるので、状況がよくわからなかったり、選手がどう考えているのか、といったところが
よくわからないところもある。

「OVERCOMING」という題名だが、この言葉は、相手に打ち勝つ、というよりも様々な現実の障害や
自己の内面的な弱みに打ち勝つ、という意味である。
その言葉の通り、チーム、ことさら、それぞれの選手には様々な困難や障害が立ちふさがってくる。
この映画の中では、それらの困難や障害に、どう立ち向かっていくのかを見せてくれる。

監督のリースがチームの選手一人一人に声をかけ、それぞれの心の壁を取り払っていくことで、
チームとしてまとまらせようとする。
そうした、チームと何か?、チームとはどうやって作られていくのか?について興味深く
見せてくれるのは面白かった。
また、選手たちに振りかかる障害によって、選手たちは精神的な戦いを余儀なくされる。
肉体的な練習よりも、こうしたメンタルな点をクローズアップしているところが非常に
興味をそそられる。
こういう過酷なレースを耐え抜く選手たちではあるが、別に超人的な精神力を持っているわけでは
なく、普通の人たちと同じような悩みを持ったりすることにむしろ親しみを感じる。

そしてすごいのは、きれいごとだけではないスポーツの世界をそのまま映しきっているところ。
チーム同士の利害が一致して別なチームを分裂させる、とか、チーム選手のイヴァンが、
他チームのアームストロングに精神的に懐柔されてしまい、本来の力を出せないなど。

きれいごとだけ並べた凡庸なスポーツドキュメンタリーになっていないところは素晴らしい。
自転車レースに興味ない人にも勧めたい。


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

新グレートジャーニーでプージェーのことが
8月12日(土) 9:00からフジテレビで放映された、関野吉晴氏の「新グレートジャーニー」の旅の冒頭で、プージェーのことが語られていました。

関野氏は、新グレートジャーニーをはじめるにあたって、わざわざ、プージェーに会いに行くために、モンゴルから旅をはじめることにした、と語っていました。

知らない方のために、念のため説明しておくと、2002年までに行われた前回のグレートジャーニーの旅の中で、関野氏が出会った少女がプージェーであり、そのプージェーとの交流を描いたドキュメンタリー映画「プージェー」が今年(2006年)6月から7月にかけて、ポレポレ東中野というミニシアター系の映画館で公開されていたのでした。

映画では、プージェーの死は、ナレーションのみで語られたため、おばあちゃんたちとどんな会話を交わしたかはわかりませんでしたが、今回のTV放送でおばあちゃんや、プージェーの従弟のマーサとの話が語られました。

ある意味、後日譚のようなものであり、映画にはつけくわえる必要のない、映像でしたが、おばあちゃんやマーサが悲しみのうちの中にも元気に暮らしていることがわかってよかったです。

映画の方ですが、大きな反響を得たようで、今後もいろいろな場所で上映されるようです。

僕が映画を観に行った時の記事は↓こちらです。
2006/07/09 【プージェー】


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皇帝ペンギン
WOWOWで録画してあったのを観た。

【皇帝ペンギン】
上映時間: 86分
製作: 2005年 フランス
URL: http://www.gaga.ne.jp/emperor-penguin/index2.html
DVD: 皇帝ペンギン プレミアム・エディション (Amazon.com)

いや~、ものすごい厳しい自然の世界です。
観てるだけで寒くなってきます。しかも、猛吹雪が吹きすさぶ中で、ずっと何も食べないで
メスペンギンの帰りを待つ、オスたちの姿っていったら...。
あまりの哀愁に泣けてきます。

子供を育てるために、メスとオスはダンスを踊って、愛を確かめる。
そのダンスを踊ったことを覚えていて、極寒の中、卵をあたためながら待ち続けるオス。
そして、2ヶ月後にちゃんと帰ってくて、自分の子供と夫をあやまたず見つけるメス。
ほんと、これは役者がペンギンに変わっただけの純愛ドラマですよ。

そして子供を育てはじめると、家族ドラマに変わる。
ペンギンの子供はものすごくかわいい。
ほんと、ぬいぐるみと区別がつかないような愛くるしい姿でひょこひょこ動き回ります。
犬とかかわいい動物好きの女性は、これ観ただけで、映画のもとがとれてしまうでしょう。

そんなほほえましい描写があるかと思えば、自然の脅威にさらされる容赦のない描写もある。
厳しい自然だからこそ、その中での子育てに感動してしまう。
たまにはこういう映画を観て癒されましょう。


ところで、やっぱり同じフランス映画である『WATARIDORI』と比べてみると非常に対照的。

『WATARIDORI』の方は、一切のナレーションをなくし、制作側の作意を極力排している。
ナレーションがないだけでなく、最後に元の場所に帰ってくる以外のところはストーリー
テリングの要素がなくて、ただひたすら鳥たちを淡々と映し出す。
さらには、意図的な演出も控えられている。

それに対してこの『皇帝ペンギン』では、主題歌があったり、ナレーションというか、
オス・メスのペンギン役の声を入れている。
さらには作意的な絵作りをしていたり、明確なストーリーテリングがある。
全体的に制作する側の意図的な演出が感じられる。

どちらがいいかとは簡単にはいえないが、僕の好みでいうと、画の撮り方としては、
『WATARIDORI』の方。
でも映像的にいうと、『皇帝ペンギン』の方が本当に厳しい自然を撮っているのが、
すばらしいと思う。

『皇帝ペンギン』の方だけど、エンディングで再び流れる主題歌がかわいくて印象的。
ほかはフランス語なのに、なぜか主題歌だけ英語なんだけどね。

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画



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