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栄太(えいだ)

Author:栄太(えいだ)
映画がそこそこ好き
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好きな映画:燃えよドラゴン、Uボート、ブレードランナー
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栄太(えいだ)の映画日記
以前書き溜めていた日記のうち映画に関することをweb公開。 映画の所感や、見て思いついたことなど、あなたの映画選びの参考にどうぞ。 もとが個人の日記なのでネタバレありですがご容赦あれ。
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スキャナー・ダークリー
12/16、「スキャナー・ダークリー」を観た。(シネセゾン渋谷)

【スキャナー・ダークリー】
上映時間: 100分
製作: 2006年 アメリカ
URL: http://wwws.warnerbros.co.jp/ascannerdarkly/
DVD: (Amazon.com)

「オレを監視(スキャナー)しているオレがいる。」

物質D(サブスタンス・D)と呼ばれる麻薬が蔓延する近未来の世界。
覆面捜査官であるボブ・アークターは、物質Dの供給源を探す命令を受け、潜入のために自分自身も麻薬を服用していた。
覆面捜査官は、本人が特定されてその身を危険にさらさないようにするため、スクランブルスーツという服を着ているため、上司や同僚もお互いが誰であるか知らない。
そのために、彼は、自分自身を監視することになってしまう。
自分自身を監視するボブは、監視する自分と監視される自分に混乱をきたしてしまう...、という話。

前の記事でこの映画に関する不安を書いていたが、一応、観に行って見た。

「ウェイキング・ライフ」のリチャード・リンクレイター監督が再び、ロトスコープという手法で、実写を写し取ったアニメという不思議な世界をつくり出している。
話している内容が吹き出しになって絵で見える場面なんてのは、「ウェイキング・ライフ」とまるきし同じ。
麻薬でトリップしていて、友人が巨大なゴキブリに見えたり、とかいうのは、アニメならではの表現で、そういう意味ではこの手法をとったのは正解か。
アニメ一辺倒、と思いきや、街の風景だけ実写を合成したりしていて、その辺りはなんかヘン。

一応、10年以上前に、小説は読んでいるが、ほとんど内容は忘れていた。

はてさて、スクランブルスーツって設定自体は、小説読んだ時から覚えていたけど、こんな感じだったっけ?
もっと化けるって感じだったような気がしたが...。
とはいえ、背格好で多少、誰かは特定されちゃいそうだが。

結末は忘れていたので、あ、そうだったんだっけ、ということで少し新鮮に観れた。

が、ディックの小説を忠実に映画化しただけあって、映画としてはみどころがない作品に仕上がっている。
僕はディックの小説は好きだけど、それをそのまま映画化してもカタルシスのない映画になってしまう、と思っているので、今までいろいろなされてきたように、換骨奪胎するのはよいと思っている。
はっきりいって残念無念。
全編をロトスコープにする執念はありながらも、脚本には執念は発揮されなかったようだ。

「ウェイキング・ライフ」もあまり話しは面白くなかったが、映像は楽しめた。この映画もそういう見方しかできないかな。

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

「スキャナー・ダークリー」いつのまにか公開中
前に、観たいなー、と記事に書いた「スキャナー・ダークリー」だが、いつのまにやら、先週土曜日(12月9日)から公開していた。
以前の記事はここ
ぜんぜん宣伝とか見なかったがだいじょうぶだろうか?
おまけにシネセゾン渋谷以外では上映していないようだ...。
観にいっていいのか、まじめに不安を感じる。

米での公開が不人気で単館になってしまったのか?
それともNANA2と公開がかぶったから、というだけの理由か?

その他の不安要因としては、題名である。
原題「A Scanner Darkly」をそのままカタカナで記述しただけの「スキャナー・ダークリー」。
こういう広報担当者の愛が感じられない邦題のつけ方をされている映画にはどうも不安がある。

どっちにしろ、おもしろいのかどうかはわからないが観にいきたいと思う。
が、忙しいので多分、まだ先。
バタフライエフェクト ディレクターズカット版
WOWOWで放送された、バタフライエフェクトのディレクターズカット版を観ました。
最初に映画を観た時は、冒頭の方が、暗い感じのサイコ映画っぽく感じたんだけど、
また観てみると、ちょっと違う印象でした。

【バタフライエフェクト ディレクターズカット版】

劇場版を観た時の感想の記事はこちら↓をどうぞ。
バタフライ・エフェクト

ちなみに以下はかなりネタばれっぽいため、まだ観てない人はご注意ください。

何度観ても、やっぱりしっくりこない点は多いが、細かいところをほじくり出す
映画でもないので、OK。

しかし、子供時代のケイリーはぜんぜんかわいくないんだけど。
そのうえ、エヴァンにそこまで影響を与えたように見えないのに、どうしてケイリーを
救いたいのだろう?
自分が未来を変えてしまった、という罪悪感からかな?
だから、この映画がラブストーリーだ、というのはやっぱりおかしいな。
(ディレクターズカット版はラストが変わっただけなのに、ラブストーリーという印象じゃなくなりました。)

ラスト以外には、ほとんど、どこが変わったのかわからなかった。
ディレクターズカットっていっても、もとの脚本が綿密すぎて、たぶん、いじくる
ことができなかったんだろうな。

唯一、もとの劇場公開版にはなかったと思われるシーンは、
占いの店に入って、魂がない、生まれるはずじゃなかった、と唐突に言われるところ。
こんな場面あったかな? 多分なかった?
にしても、ここだけ、そんなことをはっきり言う占い師が出てくるのはおかしい。
その後で、母が2度死産を経験している、と告白。
その2度の死産とも、エヴァンと同じ結末になったってことの暗示なのか?

映画を見返すと、エヴァンに悪影響をおよぼした理由は、ほとんどケイリーの父親と兄が
サイコ野郎だからだろう。
ケイリーの父親と兄貴がいなかったらほとんど問題は起きなかったはず。
要は、結局環境によるってことなんだな。

この映画は以下のどれが本当だと解釈すればよいのだろうか?
 ・(劇場公開版)全部が、最後に出てくるエヴァンが勝手に思っていた妄想だった
 ・(ディレクターズカット版)同様に、母親の妄想だった
 ・本当にエヴァンはタイムスリップできた

Read More...の後には、劇場公開版とのラストの違いを以下に書いてみました。
激しいネタバレなので注意。


[READ MORE...]

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

A SCANNER DARKLY
【A SCANNER DARKLY】
観たい映画のこと。
ブレードランナーの記事を書いて、いろいろと原作者のフィリップ・K・ディックのこともWeb(Philip K. Dick Official Site)で見ていたら、ディック原作の新しい映画が公開される予定とのこと。

映画は「A SCANNER DARKLY」。
北米では今年の夏公開とのこと。
映画そのものは、実写をアニメでトレースしたような映像になっている。
映画の「ウェイキングライフ」を観た人ならば、それに近いといえばわかるだろうか。(それよりもリアルで描き込みがすごいが)
またまたカルト人気が出そうな映画。早く日本でも見たいなー。
誰かアメリカで試写会とか行った人とかいないかなー。

ともかく映像をオフィシャルサイトのトレーラーで観てくれ。
http://wip.warnerbros.com/ascannerdarkly/

原作でいうと、「暗闇のスキャナー」(ハヤカワSF文庫)。
暗闇のスキャナー
たしか、かなり以前(10年以上前)に読んだ覚えはあるが、内容は思い出せない。
なので、英語のオフィシャルサイトを見ても、実は全然ストーリーがわからなかった。
っていうか、ストーリーの説明がない。トレーラーの中のセリフだけじゃあ、英語力のない僕にはわからん。
なんとなく監視されてるのはわかった。

【関連記事へのリンク】
脈絡なんか気にしない
http://fear-no-context.air-nifty.com/blog/2006/07/scanner_darkly.html
こちらに、「ウェイキングライフ」と同じ監督さんだとの情報があった。なーるほどー。

(7/17追加)
ニューヨーク発!過剰な映画&音楽ライター小林真里の rock n' roll days
http://ameblo.jp/masato-ny/entry-10014564639.html
お、北米在住で本当に観た方が...。あ、原作もたしかにそんなような内容だったような。ウィノナ・ライダーが好きっていうのは、同じだ。同じ意見の人にあったのは、2人目だよ。


テーマ:見たい映画 - ジャンル:映画

ブレードランナー
(7/15 感想部分を追加しました)
気がついたらエントリーが50を超え、カウンターも1000ヒットを回りました。
ブログをはじめて1ヶ月したら、自分の好きな映画の紹介をしようと思っていたのだけど、今日(7月13日)はちょうど、ハリソン・フォードの誕生日。
運命的なものを感じつつ、『ブレードランナー』の感想を書いてみたいと思います。

【ブレードランナー】
上映時間: 116分
製作: 1982年(オリジナル) アメリカ
URL:
DVD: ディレクターズカット ブレードランナー 最終版 (Amazon.com)

ブレードランナーDVDパッケージ
(DVDのパッケージ 昔の映画の看板のようにバタ臭い絵柄)

酸性雨降りしきる2019年のロスアンゼルス。レプリカントと呼ばれる人間と区別のつかない有機アンドロイドが、開拓地である火星から逃亡し、地球にやってきていた。
レプリカント専門の刑事『ブレードランナー』であるデッカードに出動の要請がかかる。
捜査に乗り出したデッカードは、レプリカントを追う中で、人間という存在の不確かさに気付いて行く...。

というストーリー。
ついでに珍しくキャストなど書いてみる。
 ・ハリソン・フォード = リック・デッカード
 ・ルドガー・ハウアー = ロイ・バティ
 ・ショーン・ヤング = レイチェル
などなど。
ハリソン・フォードが出ているのも注目だが、やはりこの映画では、ルドガー・ハウアーの怪演が光る。

監督は「エイリアン」のリドリー・スコット。
さらにアートデザインは工業デザイナーで有名なシド・ミードが担当、
音楽は「炎のランナー」などで有名なヴァンゲリスが担当し、
当時としても一流のスタッフが揃っている。

それはさておき、感想(というか思い出?)を...。

【ここからやっと感想ですよ】
僕が最初にブレードランナーを見たのは、テレビでした。
僕が好きな映画としてあげている3つの映画はすべて、同じくらいの時期に
テレビでよく放送されていて、それが印象に残って、今でも好きでいます。

最初に見た時は、何がなにやらわからなかった。
しかし、その後、フィリップ・K・ディックを読むようになり、
「ブレードランナー」はディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を
映画化したものだったと知りました。(遅い)
それでますます興味を持つようになりました。

ブレードランナーといえば、まず、独特の暗めな映像が特徴的。
昭和的な明るい未来観でなく、酸性雨とネオンに彩られた暗く退廃的な未来観。
実際、原作では、核戦争後の世界という設定になっている。

はじめてこの映画を観た時は、スピナー(空飛ぶ自動車)がすごくかっこよく見えた。
このくらいの年代の映画は、CGは使われておらず、ほぼすべて特撮によるが、
今見てもまったく古臭い映像には見えない。すばらしいな。

そんな、ある意味、幻想的ともいえる世界の中でレプリカントを追いかけるデッカード。
デッカードは主人公なのにも関わらず、活躍らしい活躍はしない。
この辺り、原作のフィリップ・K・ディックの主人公らしいところ。

【なぜ人間は感動したりするのだろうか】
レプリカントには共感能力がない、という。
原作の作者フィリップ・K・ディックは、感情移入・共感できるということが
人間であることのあかしだと、と各著作の中で繰り返し述べている。

(半ばそういう感情がぶっこわれてしまっているような、今日21世紀の世界では、
皮肉ともとれる言葉になるかもしれない)

レプリカントは外見ではまったく人間とちがいがわからないので、VKテストという
共感反応を見るテストでレプリカントかどうかを判定する。
このVKテストのシーンは作中で何度か出てくるが、相手の感情を刺激するような
ことを話して、相手の瞳孔の開き具合を見たりして、人間の感情を持っているかを
判定するのだ。

しかし、よくよく考えてみると、なぜ、人は泣いたり悲しんだりするのだろうか。
それよりも不思議なことは、映画や本を見たりして、我が身のことでないのに、
なぜ泣いたりするのだろうか。

先にことわっておくが、映画を観て泣いたりすることを批判しているわけじゃない。
純粋になぜそうした感情が起こりうるのかという人間の本質、不思議に興味をもって
いるのである。
自分でも、よく映画を観て泣いたりするので、どうしてフィクションとわかっている
のに感動するのか、ということを自分の感情に照らしてみてもわからないので、
不思議に思っていた。

よく、泣ける映画、とかいうが、あきらかなつくり話であっても人は泣いたりする。
実話でこの世に存在する人ならばまだしも、フィクションで、この世に存在しない
人のために涙を流したりする。

自分の心情などが近いことに反応し、確かにそういうことがあった、とか、確かに
そうかもしれない、ということに同感を覚え、感動する。
これが感情移入・共感ということだが、この世に存在しない人に感情移入できるという
ことは、自分の心の中に存在するものであれば感情移入できるということだ。
つまり、悲しむという感情は、自分の心の中だけで起こっているできごとといえる。

では、自分が経験したことがないことや、自分が置かれた身の周りの状況などと
あまりにもかけ離れたことの場合には、共感できないはずだ。

でも、そうした場合でも人は共感する。
それは想像力があるからだ。
自分がそういう立場だったら、と自分に置き換えて想像し、完全ではないまでも
その相手の状況を追体験する。
そういうことができるのは、人間だけだ、と原作者のディックは言う。

ニュースの中で、今日も紛争やテロや犯罪のために流される血を見て、何も感じなく
なってきているとすれば、僕達は、自分たち自身の想像力をわざと抑制して、
アンドロイドのようになりつつある、ということなのかもしれない。
2006年の今に生きる僕は、そう感じざるをえない。



【まだこの映画を観てない方への助言】

この映画は公開された時からカルト人気があって、インターネットで探すと、
様々なマニアックなサイトが見つかるけど、まだこの映画を観たことがないなら、
そうしたサイトは非常に細かいところをほじくりだして調べていることが多く、
先入観を植え付けるだけなので、まだ見ない方がいい。

一度観てから、内容について気になってから調べても遅くない。


Read More以降には【原作との比較など】(* 一部ネタバレ *)を書きました。
 
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