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栄太(えいだ)

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栄太(えいだ)の映画日記
以前書き溜めていた日記のうち映画に関することをweb公開。 映画の所感や、見て思いついたことなど、あなたの映画選びの参考にどうぞ。 もとが個人の日記なのでネタバレありですがご容赦あれ。
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ミリオンズ
12/09、WOWOWで録画しておいた「ミリオンズ」を観た。

【ミリオンズ】
上映時間: 98分
製作: 2004年 イギリス/アメリカ
URL: http://millions-movie.net/
DVD: ミリオンズ スペシャル・エディション (Amazon.com)

ポンドからユーロに切り替わろうとしていた、クリスマス近いイギリスのある地方。
母をなくしたばかりの10歳のアンソニーと8歳のダミアンの兄弟は、父と一緒に振興住宅街に引越ししてきた。
聖人に詳しいダミアンは夢みがちで、秘密の隠れ家を作っていたが、そこに大量のポンド紙幣が落ちてきた。
しかし、あと12日間でポンド紙幣は、ユーロ紙幣にしない限り紙くずに変わってしまう。
現実主義者のアンソニーはお金を使いまくったり、投資のために家を買おう、などという。
一方、奇跡を信じるダミアンは、貧しい人たちに寄付しようという。
だが、もとはその大金を強奪した犯人の影が彼らに近づきつつあった...、という話。


話の背景は、イギリスもユーロに参加し、ポンドがユーロに変わる、という時だけど、2006年12月現在、イギリスの通貨はポンドです。
将来的にはユーロに変わるかもしんないけど、まだ数年は変わらなそう。
なので、多少は現実っぽい話の背景も、今現在はやっぱりファンタジー。

ダミアンがしばしば聖人についての幻を見るのと、話がクリスマスシーズンを舞台にしていることもあって、非常に宗教色が強く感じられる。
主人公のダミアンが奇跡を信じている辺りとか、ちょっと「リトル・ランナー」に似ているかな?
(リトル・ランナーの感想はこちら)

ダミアンが聖人の幻を見るのにも、それなり意味があるのだが...。

ダミアンはこんなに純粋で天真爛漫なので、単に貧しい人に寄付をするのはいいことだ、で終わってしまいそうに見える(最初の方だけ観ると)。
だが、この映画の結論はちがうようだ。
この映画は、単純なファンタジーであるようで、なかなか深い、お金にまつわる問題をメッセージとして織り込んである。

ダミアンにいろいろと話しかける聖人たちはどことなく人間くさくて、ダミアンをどちらかというと、もっと人間らしい感情の方へ引き戻そうとする。
現実世界の人たちも、いい人たちなのに、どこか人間くさい。

貧しい人に寄付をすればいいのか、というとそうでもない。
お金のないモルモン教徒たちに、お金を与えたら、TVやら電子レンジやらフットバスやらを買ってしまう。要はぜいたく品を買ってしまったのだ。
街でお金に困っていると思しき人たち(ホームレスが売る用の雑誌を売っている)にピザをおごってあげるが、食べ物を買うお金はないが、バスやら電車で来たといい、本当にお金に困っているやら。
そして、人の迷惑をかえりみず、自分たちの都合だけをいって、寄付を募る人たち。
何かお金で解決されたろうか。
いや。
この世の様々な問題は、お金がなくては解決できないものも確かに多いが、お金 *だけ* では決して解決できないのだ。

人間の欲深さや自分勝手さ、人間はどうしたってお金がなければ生きていけない、という事実は見据えつつ、「だが、単にお金があるだけではどうにもならないことがある」という真摯なメッセージが織り込まれた映画だと僕は感じた。


そして、お金について以外のもう一つの話の軸は、ダミアンが思い続けるお母さんのこと。

リトル・ランナーとはちがって、この映画の終わり方は泣けたなー。こっちの方がおすすめできる。
ダミアンのお母さんを思う気持ち、そして、最後にはお母さんから卒業するダミアン。
こういう感じの映画だとは思わなかった(コメディーだと思ってた)ので、不意を突かれて、ちょっと涙ぐまされたよ。

ほんと、思った以上にいい映画なので、ぜひとも観てほしい。

なんだか、最近、涙もろくて困るな...。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント
お金について無力を感じる
パレスチナ人民が以前から経済的に窮地にあると認識し、あるNGOを通じて支援しようと会費を納めてきた。しかし、現在は外(西欧)からの援助金が経済封鎖で入らなくなっており、また、イスラエルから税金歳入の受け取り分も回されないという。

上のNGOから送られる金額を確かめると、年30万円前後とごく僅かな額であることがわかった。日本ではサラリーマンの月給くらいの額にすぎない。私の僅かな送金がどんなに取るに足りないものかと無力を感じたものである。(もちろん、だからといって会費を納めるのをやめてはいないが)。

                     そんなことを思っている、日本のモルモン教徒です。
【2006/12/10 08:37】 URL | NJWindow #KzAe68aY [ 編集]


NJWindowさん、こんにちは。
現金による海外援助というのもなかなか思ったほどの効果があげられないもののようですね。
この映画の中では、援助の絶対額よりも、どんなことに使われるかが大切だということが言われる場面もありましたね。
基本的にはエンタテイメントの映画ですが、そうしたところはないがしろにしていなく、好感が持てますので、観てみてはいかがでしょうか。
【2006/12/14 01:52】 URL | えいだ #- [ 編集]


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