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栄太(えいだ)

Author:栄太(えいだ)
映画がそこそこ好き
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栄太(えいだ)の映画日記
以前書き溜めていた日記のうち映画に関することをweb公開。 映画の所感や、見て思いついたことなど、あなたの映画選びの参考にどうぞ。 もとが個人の日記なのでネタバレありですがご容赦あれ。
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東京マラソン2010、落選しました!
映画とは何の関係もありませんが....
東京マラソン2010の抽選がありました。
落選しました! がっかりです。

去年は書いてませんでしたが、
おととしも落選したのでこんな↓感じでした。

-------------一昨年の今ごろ--------------
映画とは何の関係もありませんが....
東京マラソン2008の抽選がありました。
落選しました! がっかりです。
-------------一昨年の今ごろ--------------

去年の今ごろはこちら
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重力ピエロ
9/20、「重力ピエロ」を観た。(ギンレイシネマ)

【重力ピエロ】
上映時間: 119分
製作: 2009年 日本
URL: http://jyuryoku-p.com/
DVD: 重力ピエロ 特別版 [DVD] (Amazon.com)

泉水(いずみ)と春(はる)の兄弟は、母親の命日に仙台の実家に
戻っていた。
仙台市内で連続して発生している放火事件に残された落書きが放火犯
からのメッセージだということに2人は気付く。
放火と落書きの間の関係を追っていく2人は、2人の家族に関わる
問題を知ることになる...、という感じの物語。


「春が二階から落ちてきた。」というフレーズではじまる原作通り、
映画も同じフレーズからはじまる。

加瀬亮がぼそぼそ話す感じの兄(泉水)を演じていてなんか面白い。


時間の都合上か、原作とは話の構成や設定がかなり変えてあるが、
原作で出てくる主要なシーンとか台詞はきっちりおさえているし、
原作を読んでいなくともすんなりストーリーが入るようになっている。

原作にある印象的な言葉もちゃんと出てくる。
「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」
「俺たちは最強の家族だ」

小説の方では冒頭ですぐに、泉水と春は半分しか血がつながっていないこと
が明かされるが、映画ではしばらく判然としないようになっている。
春は兄をとても慕っていて、ことあるごとに兄貴、兄貴という。
冒頭のエピソードでも「大事なときはいつも兄貴と一緒じゃないとだめなんだ」
といい、兄の泉水も春をとても大切に思っている。
この作品に表れてくるのは、家族の愛。
血がつながっているとかつながっていないとか、そういうことは超越した
家族の愛。それが泉水と春、そして父と母を強く結びつけている。

放火事件も家族の絆に関わる事件なのだけど、ラスト付近の急な展開には
結構びっくりする。

そんなミステリー的な味付けがあるストーリーだけど、
自分の出生について悩み続ける春を、ちょっと変わった家族たちが、
それぞれのやり方で優しく受け止めてあげるという、ちょっと変わった
家族ドラマというのが本作の正体なんだな。

心温まるというには血なまぐさいが、家族愛というものがこの世の中にある
ことを確認させてくれる。
原作者の伊坂幸太郎の言う通り「楽観的でもなければ悲観的でもない」
「やり切れないけど爽快感がある」物語で、映画はうまく狙い通りに
「泣けないけれど感動的な話」に仕上げていると思う。

エンディングで流れる主題歌の「Sometimes」(S.R.S)もすてきで聞き入ってしまう。

http://www.youtube.com/watch?v=KqyWF8e4YqU



テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

ホノカアボーイ
9/20、「ホノカアボーイ」を観た。(ギンレイシネマ)

【ホノカアボーイ】
上映時間: 111分
製作: 2009年 日本
URL: http://www.honokaa-boy.jp/
DVD: ホノカアボーイ [DVD] (Amazon.com)

大学生のレオは、ハワイ島のホノカアでムーンボウという美しい虹を
見る旅で恋人に振られてしまう。
大学を休学して、ホノカアに再び戻ったレオは映画館で働くことになった。
そこでレオは、母親と言えるほど歳の離れたビーといういたずら好き
で料理が大の得意の女性に出会い、ろくなものを食べていないのでしょう、
と言われ、自分のうちでごはんを食べるように言われる。
現地の住民たちとの触れ合いの中で次第に心の拠り所を定めていくレオだったが、
まだ失恋の傷が癒えてはいなかった彼は、ある時マライアという現地の
女性に出会い恋に落ち、そして...、という話。

パンフレット買って読んだら、ビーとレオは実在した人をモデルにした
みたいだね。こういうエピソードが本当にあったのかはわからないけど。
パンフレットには「現実とファンタジーがいりまじる映画の世界ができあがった」と
あるので。

ホノカアの住民たちは皆個性的だけど、ゆったりした時間の中で暮らして
いるからか、心の温かさがにじみでてくるようだ。
それとビーが作る数々のおいしそうな料理も見ると、なんだが、心がなごやか
になってくる。

住民の一人であるコイチが言うように「歳とったって人間しちゃいけないこと
なんかないんだよ」との言葉通りなのか、ビーはレオに恋をしたのだろうか?
あるいは実の親子のような気持ちになったのだろうか。
久しぶりにできた友達の来訪をまちわびる気持ちになったのだろうか。

でもまさかそんなビーの気持ちに気づけないレオがマライアへ恋してからの
展開が悲しい。自然と涙にじんできた。

でも、誰も気にかけることなく、自分の歳も気にすることなく、ゆるやかな
時間の中で自分自身の生き方を追求していく住民たち。
そんな生き方はうらやましくも素敵だと感じる。
都会に生きる僕にはひっくり返ってもまねできない。
毎日を汲々として生きていくだけの僕には憧れだけがつのる。
でも映画がいいたいのは、「みんなそうしなさいよ」ということでなくて、
「その気になればそういう生き方だってできるんだから、ちょっとした
失敗なんかでくじけて自分を責めたりすることないよ」ってことなのかな
と感じた。

エンディングテーマの「虹が消えるまで」(小泉今日子)が流れてきたら、
じわじわと涙が出てきてしまったよ。


......
と、原作について調べたら、映画中に出てくるレオは、
原作者の吉田 玲雄(よしだ れお)さん本人のことらしい。
(ちなみにお父さんは吉田かばんのブランド ポータークラシック代表の吉田克幸氏。)
また、ビーさんは岡本とよ子さんという日系のお婆ちゃんらしい。
原作は、1999年に原作者がホノカアに滞在していた時のことをまとめたエッセイなのだ
そうだ(未読)。

↓のアマゾンのページで、原作の表紙に2人の写真を見ることができる。


また、吉田 玲雄さんがインタビューで滞在当時の印象などを語っている。
本当のビーさんは、吉田さんが出会ってから4年後に他界されたそう。
インタビューや書評を読むと、映画で描かれたレオとビーの関係とは、少しちがう
感じだったのかな、とも思える。
https://yorimo.yomiuri.co.jp/csa/Yrm0402_C/1221732473515

ウェブ写真展「本当のホノカアボーイ」
https://yorimo.yomiuri.co.jp/csa/Yrm0402_C/1221732386693

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

夏の終わりに「サマーウォーズ」
久しぶりの投稿です。。。
8/31、「サマーウォーズ」を観た(吉祥寺バウスシアター)。

【サマーウォーズ】
上映時間: 114分
製作: 2009年 日本
URL: http://s-wars.jp/index.html
DVD: (Amazon.com)

数学オリンピックの日本代表に惜しくも落選した主人公ケンジは、先輩のナツキにバイトに誘われ、長野県は上田にあるナツキの実家を訪れる。
90歳になるナツキのおばあちゃんの誕生会があるのだ。
陣内(じんのうち)家の親戚たち大勢が続々と集まる中、ケンジはナツキの彼氏として紹介され、そのままナツキに押し切られてしまう。最近元気をなくしていたおばあちゃんを元気づけるためのお芝居だったのだ。
その夜、ゲンジは届いた暗号の問題のメールを気持ちの整理もつかないまま解いてしまう。
次の日、世界は混乱に陥りはじめていた。OZ(オズ)というネットの仮想空間のセキュリティが、軍事用に開発されていたAI(人口知能)に破られ、オズに依存していた全世界のインフラは混乱をきたしていたのだ。
自分が解いた暗号のせいだと勘違いしたケンジは、陣内家の人たちと世界の破滅の危機に立ち向かっていく...、という感じの話。

サンクスデーとかで、1,000円で観ることができた。
ポスターの真ん中に写った女の子がちょっとかわいいので、だまされて観にいきましたよ。でも、主人公はこの女の子じゃないんだね。(中心的人物ではあるけど)

最初にいきなりオズについての説明から入るところはなんか、理系的発想というか、システマチックな映画のつくりというのかな、もうちょっとスマートな導入がよかったんだけど。
でも、この最初のオズの説明のところで、仮想世界の表す絵作りがすばらしいので、これで最初に引き込まれるかな。

そして、実際の世界の描写に戻ってきて話がはじまるんだけど、これがまた、実際の世界の方の絵的な描写もすぐれている。
絵柄は日本的なアニメの絵柄なのに、色使いや陰影の使い方が超リアル!
強い日差しが当たっている縁側の外から見てる視点の時に、影になっている室内から縁側付近まで出てくる人物の陰影描写がスゴイ!!
都会でない、田園風景を伴った日本家屋を舞台にした、夏の強い日差しを表現したこの描写、こういう表現は今まで日本のアニメにはなかったのではないだろうか。
最近のアニメは光沢を伴った映像表現が多用されるようになったけど、こういう絵画的にリアルで、西洋風ではない、日本風の映像表現は見たことがない。すばらしいチャレンジだと思う。
この映画を観る時は、この映像表現の鑑賞がひとつのポイントになると思う。

で、次に、ストーリー的な面で見ていきたいが、最初は、世界滅亡の危機と戦う、と聞いて、また、「これは戦争だ」みたいなキャッチフレーズとか聞いて、ちょっと血がざわついたが、ややすかされた感がある。

ジュブナイル的作品で「サマーウォーズ」というタイトルを聞いたら、「僕らの七日間戦争」をすぐに思い浮かべた(宮沢りえが可愛かった)が、それよりはスケールは大きく、スターウォーズよりは小さい感じ。(どんな感じだ)

地球の危機といったら、もっと燃えてもよさげなのに、あんまりストーリー的にもヒートアップしない。
やっぱりもっと具体的でわかりやすい危機じゃないとダメだ。
作中の人物たちもそう思ったのか、危機感が希薄な人たちが大勢。

侘助というアメリカに行って放浪していてふらっと帰ってきた陣内家の人(小さい頃のナツキの憧れの人でもあった)がこのAIの開発者だったんだけど、身内が起こした不始末は身内で片付ける的な発言がおばあちゃんからあったものだから、余計に、地球の危機、とかいう感覚がなくなる。

このAIを打倒するのが最終的な目的なわけだけど、このAI自身も、スターウォーズでいうダースベーダーみたいに悪の意志を持っているわけでなく、AIの知的好奇心に従った、いわば本能みたいな行動で邪気が感じられないのも、燃えられない理由。

以上のように、本当に地球の危機と戦っているのか曖昧な感じがストーリーラインを見通しにくくしていて、これがこの作品の欠点とも言える。

「最後の武器は家族の絆だった」みたいなキャッチコピーがあったけど、もうちょっとストーリーでそれを明確に表現してほしかったな。

とはいえ、○○○(あえて伏字とします)が最後にAIと対峙して戦う時、ピンチに陥った○○○に助けが入るとこはなかなか感動的だったよ。(でもそれって「家族の絆」かな?)

「家族の絆」を武器として仮想世界の敵と戦う、といういろいろな妄想をしていただけに、ストーリー面は結構がっかりしたかも。
でも全体的に見たら肩肘はらないつくりで、よい映画に仕上がっていたと思います。
何度も観返したい、という映画ではないと思うけど。。。

P.S. 映画を観ていて思い出したんだけど、セカンドライフってどうなったの?(無関心)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2008年のまとめ
最近は日記に書くのもおっくうになってきて、今年は1月に更新したきりだった。
とりあえず、自分用の記録として、今年観た映画を思い出せる限り書いておく。


2008年1月頃 厨房で逢いましょう  (ギンレイシネマ)
料理人が官能的な料理で人妻を誘惑する物語。

2008年1月頃 マレーナ  (ギンレイシネマ)
マレーナが軍人の夫を失うことによって本人は望まないのに巻き込まれる悲劇的な運命。セクシーでありすぎることは罪なのか?

2008年1月頃 自虐の詩  (ギンレイシネマ)
マンガの自虐の詩の映画化。なかなか面白い映像化。

2008年1月頃 オリヲン座からの招待状  (ギンレイシネマ)
浅田次郎の短編小説の映画化。

2008年2月頃 潜水服は蝶の夢を見る  (シネカノン有楽町2丁目)
突然全身のうち片目だけしか動かせなくなった男(ELLE誌の元編集長)が、その片目の瞬きだけを使って自伝を書き上げた物語。
印象的な映像が多く、終盤の氷山が砕ける映像が心象に残った。

2008年3月頃(?)  4分間のピアニスト  (渋谷HUMAXシネマ(?))
精神的に安定しないため凶暴な女性囚人がピアノの才能を見いだされる。
手錠をかけられたまま後ろ向きにピアノを弾きまくる場面が印象的。

2008年4月頃 クワイエットルームへようこそ  (ギンレイシネマ)
内田由紀が精神病院に入ってその中の人々の生き様をかいまみる。

2008年7月頃 ミリキタニの猫  (ギンレイシネマ)
ドキュメンタリー。ニューヨークの路上で絵を売る老人の物語。
ドキュメンタリーの中で意外の生まれのルーツが明らかに。

2008年8月頃 ダージリン特急  (ギンレイシネマ)
久しぶりに再開した金持ち兄弟が、仲直りのために特急に乗ってインド旅行する。

2008年8月頃 さよなら。いつかわかること  (ギンレイシネマ)
奥さんが軍人でイラクで亡くなったのを子供たちに伝えられない夫の話。
ジョン・キューザックがだんなさん。

2008年9月頃 ザ・シューター 極大射程  (WOWOW)
WOWOWで観た。僕が好きなシリーズ「山猫は眠らない」に似た雰囲気を持つ、スナイパーもののアクション。
「山猫は眠らない」シリーズはよりスナイピングに焦点を当てているが、こちらは少しストーリーも重視。
自分をはめた組織に復讐する話だが、窮地からの逃れ方もスナイパーっぽくてよい。
過去のこの系の映画をよく研究していると思う。
今年観たアクションものの中では一番面白かったかも。

2008年10月頃 西の魔女が死んだ  (ギンレイシネマ)
小説「西の魔女が死んだ」のかなり忠実な映画化。
映画も小説の雰囲気をうまく出そうとしてがんばっている。
やはり小説は女性が多く読んでいるのか、女性の観客が多かった。
小説の終わりは泣けたが、映画館で同じ雰囲気になるのはむずかしかったかな。

2008年12月27日 グーグーだって猫である  (ギンレイシネマ)
つい一昨日観た。
これについては別記事にします。


テーマ:映画感想 - ジャンル:映画



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